フリーランス 2年が経ちました
2018年8月は、20年の企業デザイナーから独立して屋号を掲げた日。 あれから2年が経過しました。
2年目の2019年度は、今年の1月から頃からのコロナウイルス感染症の影響を受け、売り上げが激減しました。
様々な社会の変化と自分の活動の変化をまとめておきたいと思います。
1年目の僕
過去の記事にも描いていましたが、少しの金銭的蓄えと少しの実績からのスタートで、作品の創作を優先し、アトリエに籠もってとにかく描いてました。売り上げも目を覆いたくなる内容でした。 ブログをみても、精神的に病んでいる様子が今も思い出されます。
そんな中でも制作できた実績はしっかりと今でも生きていて、作品が営業マンのようにいろんな人に見てもらえてるような気がします。
それにはやはり、SNSやWEBサイトの力が大きいですね。
・Twitter(全国の活躍している先人イラストレーターとの交流) ・Instagram(僕を知らない人たちとの交流) ・Facebook(地元の知人先輩等との交流)
これらSNSからこのWEBサイトへ訪れていただける事もありました。 決して多くはないですが、お問い合わせフォームから数件の直接依頼を戴けた事は何より嬉しい事で、実績を残す事ができました。
1年目の代表作
長崎市消防局 おうちのアブナカ
長崎市の消防局で展開された絵本と紙芝居、その後には「かるた」も発表され多くの子どもたちに触れられた作品でした。 読み聞かせ動画も公開されています。
島原鉄道のポストカードセットは、過去に開催されたフォトコンテストの受賞作品をイラスト化したものです。
この作品の思い出は、作品の中に登場する女性ご本人と、販売店でばったり遭遇した事でした。たくさん購入していただいているところに作者の僕も居て、偶然お話できた事は絵描きとしてこの上ない思い出と喜びがありました。
2年目の僕
2019年の8月からは、地元の大祭「長崎くんち」の扇子制作を皮切りに、様々な案件を頂く事になりました。
また、自分の個性と性格を出したInstagramでもコミックエッセイは、全国の知らない方との交流ができて自分の絵を喜んでもらった事もありました。
そして下半期(1月頃〜)は前職の広告会社からの大きな広告案件(展覧会広報の全般)を受けて忙しくしていた頃、コロナ感染症の影響を受け仕事が減っていく事になりました。
その現状を受け、いままで触れてなかった切り口からの仕事を求める中、一枚の寄贈絵をきっかけにこの困難を乗り切る事になりました。
生活の危機を感じて起こしたこの活動から、Instagramのコミックエッセイを中止せざるを得なくなったのは残念な事でした。
2年目の代表作
地元の一角に自分の作品が壁画として残せた事は、2年目の僕にとても大きく響いていて、いまでも多くの人の目に触れられています。
この寄贈したイラストは多くの方に見ていただき、その後のコロナ禍を乗り切る仕事につながりました。
売り上げは?
1年目との比較で売上表をみると、5月が激減し大きな打撃を受けましたが、結果250%を記録しました。ですが、会社員時代には及ばず。まだまだこれから!
ここに揚げた代表作は決して売り上げの上位ではないですが、僕の経済効果には大貢献しています。
3年目の僕
引き続き、イラスト制作を主軸に、世に残る制作を続けて行きたいと思ってます。
大きなサイズの作品、ストーリー作品にも着手し続けたいと思っています。似顔絵、壁画、肖像画、イラスト、絵本、挿し絵、漫画化など、お問い合わせご相談お待ちしております。