好きなイラスト<1>
僕が愛してやまないイラストのご紹介。
世界には、まだ出会った事の無いイラスト、絵画が沢山あります。
そんななか、“無意識に、そして運命的に出会ってしまったイラスト”は特に愛着が湧いてきます。
ノア・クロセック
【Noah Klocek】
世界に名を馳せるアニメーションスタジオPixarのアートディレクター。
彼の詳しいプロフィールはわからないが、アメリカにいる優しい表情をしたパステル画がとにかく巧いイラストレーター、、という理解だ。
作品との出会い
2016年の4月。旅行で訪れたシアトル。ポールスボという街にある小さな本屋にふらりと立ち寄った。
絵本のコーナーに行くと、見た事ないもの、日本でも翻訳されている有名なもの、ものすごい量の絵本があった。
日本の絵本とは比べ物にならないボリュームだった。
大人の自分でも夢のような世界。
沢山の絵本の背表紙をじっくり見ていくと、ふと目についた「Disney」のロゴ。
手に取ると裏表紙にさらに「Pixar」のロゴ。
CLOUD COUNTRY(クラウド・カントリー)
大のピクサーファンである自分も知らないタイトルでした。
メジャータイトル以外のショートアニメーションも必ず見ているが、このタイトルは知らなかった。
表紙を見て瞬時に雷が走った感覚。
- 表紙全体から感じる空気感
- 青と黄の違和感のない配合
- アナログ風の優しいタッチ
開いた口が塞がらない。
この絵本の話がどうなのか、正直どうでもいいくらい、吸い寄せられるイラストレーション。
「これは買わないと!」中身はじっくり楽しむ為、立ち読みもせずに、すぐに腕に抱えたまま、さらに他の絵本を探してました…(笑)
Pixarと言えばトンコハウスの堤大介さんが有名ですが、このノアさんと堤さんのアートワークは自分の目指す世界。
光と空気が、物語に込められた傑作です。
海外で出会ったイラストたち。
こんな出逢い方をした作品はとても愛着も湧いてきますよね。
あれから2年が経っても、一番近い位置に置いてある作品です。