ツール遍歴


現在の僕の仕事になくてはならないパソコンとグラフィックソフト。

現在は一般家庭にも見事に普及し、簡単なクリエイティブ位は標準的にできちゃう時代だが、僕のパソコンとの出会いは想い出深い。

僕がデザインに触れ、ツールとしてのパソコンとグラフィックソフトについて書いてみようと思う。

大学までのツール

小学校の得意科目は「図画工作」

クレヨン、水彩絵の具、カッター、ハサミ、粘土。
特に水彩は母親のアドバイスもあり上達した。人生初の表彰状は「水彩画コンクール」だった

写生大会、運動会、文化祭で筆を振った中学時代

ここで出会ったのが「ポスターカラー」ご存知の通り、水彩と違って不透明な絵の具。
風景や人物を描いていた水彩時代から、グラフィックな作品を多く描いたポスターカラー時代。

写生大会では、友人の絵を描かされ、校内放送で「(ピンポンパンポン)松本ぉー、自分の絵を描きなさい」と言われたのが今となれば自分的武勇伝(笑

デザイン高校で覚えた様々なツール

「デザイン美術科」というクラスで、平面、立体、レタリング、デッサン、染め、彫刻を覚える。カッターと定規、カラス口が苦手だった。
自由に筆を進めて、エラーも良しとされるデッサンや油絵が好きだった。

進学三者面談では、担任から「美術学科(油絵や彫塑)」の方向を薦められたが、「金にならない」と強引にデザイン志望にした母親の説得が、今の自分の道しるべを作った

デッサンから離れた大学時代

映像、アニメ、ゲーム、バイト、、大学では遊びに費やし、時間の使い方を間違ったと思っていたが、今思えば有意義な経験で、今の自分に生き続けている。このような経験から手にした最大のツール「マッキントッシュ(Apple社)」を手にするのである。
PowerMac 6200。当時30万くらいしたと思う。

兄貴と同居していて、二人でバイトして半分づつ出し合った。
1ヶ月交代でパソコンを使っていたのが懐かしい。

ソフトはプリンターに付属していたソフト(名前失念)でマウスで絵を描いた。

この大学時代の詳しい話については別記事

就職してからのツール

独学で覚えたMacとPhotosopを武器に就職

キャラクター雑貨やノベルティ商品を企画製造する会社にデザイナーとして入社。
当時、「Macが使える」という肩書きは就職に有利に働いた。
製造前のリアルな完成図や企画書、パッケージデザインや取説作りをこなした。

この頃覚えたのが「Illustrator」だった。

先輩のデザイナーから教わったが、Photoshopとは全く違う考え方のソフトで、出来上がりのクオリティが高く、正確。
高校の頃苦手だった、定規とカッターとカラス口が思い通りに使える気持ちだった。

約5年務めた。

当時26歳 ここまででPhotoshop、Illustratorがメインツールだった。
この時の個人所有のパソコンは「初代iMac」だった(ボンダイブルーの時代)

同時に、この頃覚えて役立ってるツールが「OFFICE」。そう、エクセルとワード。ウィンドウズも同時に覚えた。
当時はウィンドウズ全盛期。とにかくマウスの右クリックとスクロールが便利だったのを覚えてる。

転職して覚えたWindows

転職先は、TV局のグループ会社である広告代理店だった。
職場にはMacが寂しく一台だけ。自分が配属された部署はインターネット部門。
さらに映像を多く扱う会社のため、編集機や撮影機材は完全にWindows寄りだった。

ここで自分もMacから離れる。

個人所有のパソコンもWindowsになり、ネットゲームやホームページを楽しんだ。

ここで覚えたソフトがホームページビルダー、Windowsビデオメーカー、FFFTP、秀丸 など

Macに舞い戻る

インターネット部門でWebサイトを作ってたが、数年の間に状況が変わる。
iPodが注目を浴び、iPhoneの登場で時代はスマホブーム。ガラケーが消え、インターネットエクスプローラーも時代に逆光した。
新しい端末、新しいブラウザにより、職場にMacが導入された。

ここで覚えたソフトがDreamWeaver, Sublime Text,WordPress,EDIUS など

、、とすっかりパソコンに囲まれた生活を送ってますが、ベースのアナログの経験が、今本当に役立っているし、たまーに筆をとると感覚が洗濯される気分になる。上手い下手ではなく、クリエイターとしての感性を洗う、または、新発見する意味でも、イラストレーターだけでなく、クリエイティブで飯を食う人たちは、ぜひ筆を取ってもらいたい。

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